文章を紡ぐということ

普段はビバ丼で、他のユーザーと交流したり、気になったWeb記事や動画リンク等を共有するなど雑多な文章を書いている。

ビバ丼をはじめとするSNSという存在は、気軽に文章を紡ぎ投稿できるという利点がある一方で、非常に流動的で書いた文章がすぐにネットの濁流に押し流されていくという欠点がある事は言うまでもない。ビバ丼に投稿した内容はぶっちゃけほぼ忘れてしまっている。

世の中にはブログという存在がある。インターネットの普及と検索エンジンの精度の高まりを受けて、日常の分からないこと・知りたいことが“謎の個人ブログ”が答えを共有してくれて問題が解決した経験も多々ある。
それを体験すると、「私にこんな立派な文章は書けない」と考えて今までこうしたものには手を出してこなかった。しかし、SNSの投稿は流動性が高いため、備忘録的に後に参照しようと考えると大変不便なことに気づいた。日常で大層な文章を書いているわけではないが、自身の躓いたことやその解決手法、知的好奇心を元に調べたこと、気になった世間の動向等々は後から見返したいと思うようになった。

そこで、今まで恐れ慄き忌避していたブログというものをちゃんと更新してみようかと思い立った。何から始めて良いか分からないが、幸いにして私の愛するVivaldiが、ユーザー向けにブログサービスを提供していくれているので、これを享受することとする。

特に書きたいことをすぐに思いつくわけではないが、おいおい新たな知見等を備忘録的に書き留めていきたいと思っている。

*IT業界で主に用いられる用語。個人が運営しているブログのうち、極めてニッチな問題に遭遇したブログ主が自身の備忘録あるいは他に同じ悩みを抱えている人のために、実際に遭遇した事象や問題特定の検討過程、解決方法に至るまでを手続き的に記述してあるブログ記事を指す。そのソフトウェアやライブラリ等の開発者ではない者によって、問題解決を望む者と全く同じ事象について解決まで導いてくれるという勝手の良さがこのような呼称に繋がっているものと考えられる。

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