【後編】親子で登山 芦屋川~六甲最高峰~有馬温泉 冬

 

芦屋川駅前まで送って貰い、駅前の広場(公衆トイレ有り)で準備を始めた。
当日のお天気は:快晴・冷え込みは弱い

芦屋川沿いに歩き始め、途中道標に従ってロックガーデンを目指す。
結構な坂道をお屋敷を眺めながら登る・・・長い・・・
息子君は楽しそうにしゃべり続けてくれるのはいいんだけどスピード遅い~!
まぁ、楽しければいいかw
思った以上に歩いてようやくロックガーデン入口到着。

ここにはお茶屋と公衆トイレもあったし、登山届ポストも有ったので、
万が一のことを考えて今日の二人の計画を記入して投函。。。。と思ったら、
日付間違ってた。。。まぁきっと毎日チェックしてくれてるだろうから、
日付間違いって判ってくれるだろう。と勝手に解決したけど。

さて、少し歩くと高座の滝が現れた。左手に進んで急な段を上がると
そこはもうロックガーデン?
子ども的にはよじ登る岩が出てきて一気に冒険モードです。

この辺りが積雪・凍結してたらどうしよ~って凄い心配してましたが、
日当たり良好で全然大丈夫でした。
(このあたりは、ちゃんと読図してれば予想もできたのかも)

そこからローペースながらもどんどん進み、風吹岩に登ってご満悦だったり、
風吹岩を出てすぐにイノシシに遭遇!付きまとわれて困ったりしたものの
なんだかんだと雨ヶ峠まで順調に進みましたが・・・

ゴルフ場を通過するあたりから七曲りに突入したころには、
疲れと山頂までの距離感がつかめないことからついに足が止まった・・・
ヤバい!

ここまで来ちゃうともう戻るのも大変だし、
またイノシシに追いかけられるよ・・・と
散々なだめて何とか少しずつ進んでもらう。
その上、降りてくる人たちはアイゼンを手に持ってるじゃないか・・・
いよいよ使わないとヤバいのかっっと様子見つつ、歩き続けて
山頂付近になると、徐々に雪がしっかり斜面に残っていたりする。

もうこうなったら濡れるの覚悟で雪合戦だな。
ちょっとでもテンション挙げて自力で歩かせる作戦だ。
ここで私が本気で雪玉投げたらまたヘソまげて動かなくなるから
その辺は大人の対応?wだったんだけど、
息子君はどうも私の顔面or首筋を狙ってやしないかい。。。?
気が付いたら、背中とザックの間に雪がたまってて、しっかりおしり濡れてる。
冷たい・・・(涙)それを見て、息子君喜んでるんだけど。。。はい。本望です。
ま、そんなこんなでどうにか騙し騙し六甲の一軒茶屋までたどり着きました~♪

ところが六甲最高峰周辺はガッチガチに凍ってて、転倒者続出。
公衆トイレ横の東屋に行く数メートルがもう無理・・・って感じ。
だけど、息子君の楽しみにしているお昼ご飯を食べれる場所がそこしかない。
ってことで、結局数メートルの為にアイゼンを付けて進むw

東屋はちょっと日陰な上に風がキツイから激寒。
だけど、地べたは凍ってるからベンチあるだけありがたい。
(一軒茶屋入ったら多分居心地良くて動かなくなるから野外食w)
お湯を入れて3分のモンベルで買ったカレーピラフ的なのを準備。
お湯入れて速攻息子君の背中で3分保温
(暖かいし、冷めないから我ながら名案)

お昼ご飯を食べ少し休憩したところで、午後2時ようやく六甲最高峰に到着。
六甲最高峰に向かう舗装道路がガッツリ凍ってて
アイゼン使っていない人は片っ端から転倒してました。
ほんと、危ない。

さて、六甲最高峰は晴天で神戸の街並みが海まで見えてとっても綺麗!
景色も堪能して、いよいよ有馬温泉へ向けて出発!
ルートタイムは1時間半程度だったけど、
到着には結局2時間以上かかったのかなぁ・・・
もうへとへとで最後は息子君足に力が入っていないのか転倒。
幸い広い落ち葉の道だったので怪我もなくすみました。

宿に着くなり、お風呂に入ってそこからはもう筋肉痛で動けませんでした。。。
いやぁ達成感はすごかった。まさか最後まで歩きとおしてくれるとは感激。
本人も、以前は「登山なんて二度と行くか!」ってキレてたのに、
今回は「楽しかった!!イノシシもいたし、雪合戦もできたし、
アイゼンも使った!」とご満悦でした。
男の子はやっぱり道具類が好きなのかなぁ?
頑張ったなぁ。成長したなぁ~♪また行こうねぇ~♪

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