満月の夜に・お礼とお詫び追加

コメントくださった方気付くのが遅くなって申し訳ありません。
誰も遊びに来てくれないなんて思ってたら…私がバカでした。
結果的に放置状態になっておりました。
テンパって通り一遍等のコメントお返ししましたが、今回だけはお許しください。
只今、明け方までかかって月神(獣人)さんやっつけてます。
かなり中途半端ですが、これをどうにかしないとどうにもならない状態なので思い切ってPixivにアップしようと奮闘中でございます。
もうしばらくお待ちください。
皆様!懲りずに遊びにきてくださいませ<(_ _)>

【月神(獣人)】

言い訳ですけど…妄想溜まりまくってるのに、なんでpixivに投稿できないかっていうと、これが喉首に引っかかって離れないのです。さわりの部分が↓なんですけど、本編は相当エグイ…どうやってもやらなきゃいけない仕様です。何をやらなきゃいかないかって?アレですよ…アレ…

いつの日かPixivで公開する時は変わるかもですけど、ネタバレよろしければ続きをどうぞ…

【月神(獣人)
月から来た神として人々から畏れ敬られている。
もともとは高度文明を築き上げた異星人によって作られた半永久的生命を持つ魂の無い人工生命体である。
一見、感情があるように見えるが全てプログラムによる反応。
当初30体が作られ、地球各地に配置された。
各生命体は上空の人工衛星(ブラックナイト)によりデータリンクされ、全体としての動きを制御されている。
その目的は人類の進化と文明の発展を促す事。1万年で10万年分の進化を遂げ宇宙文明に到達させる。
異星人たちは永遠の命を得たかに思えたが、肉体は永遠でも魂はそうでない事がわかったのだ。
生殖能力を放棄した彼らが辿り着いた結論は、生殖能力を持つ高度文明生命体と融合する事だった。
だが、全宇宙を網羅せんと拡大した彼らの数十万年の歴史も大宇宙150億年歴史の中では点でしか無かった。
高度文明はおろか知的生命体にすら出会わなかった。文明の痕跡は発見するものの既に廃墟と化していた。
漸く宇宙の辺境の銀河の更に辺境で見つけた惑星(地球)に高度文明発展への可能性を秘めた人類を発見する。
彼らは地球人類の神となる事を決め、自らが滅びるまでに惑星人類を高度文明種まで発展させた上で融合する事にした。
彼らが滅び宇宙の藻屑となるまでのタイムリミットは1万年。
人工生命体を利用し、可能な限り多くの人類と交接し体液よりDNAを摂取することにより体内でより優秀なDNAを抽出し、人類女性にその子を産ませることで人類の進化を促す。この時は繁殖に満月の制約は無く10倍速での進化も可能と思われた。
しかし、約5千年経過、人口5億に達した時期に太陽の異変で生じた天変地異で発展途上の人類の大半が死滅した。
月神も1体を残し死滅。異星人たちは地球を放置し母なる星に帰っていった。放置された人工生命体のIDはアツシ…
地上に残された唯一の月神アツシも記憶の大半と能力の一部を失ない、繁殖に関しても月の周期が関係するようになった。
己の生きる意味が分からないまま生き残った人類と共存を始めるアツシ。
月神制御の為の人工衛星ブラックナイトも大半の機能を失い、代替え機能として月神の繁殖行動と天候制御を結び付けてしまった。
そのまま数千年が経過し漸く文明の再興の兆しが見えた頃、突然変異の人類少女イクと出会い過ごす事により、アツシの中にある感情が芽生える。
疑似でなく本当の恋をすることで魂を持った人工生命体だったアツシが、魂を持つ=有限の命となった。
この時点まで唯一の月神であったが、子等の中から月神と同様の容姿と能力に変異する者が現れ始める。
以降、元々の月神アツシは死んだが次世代の月神達がその時々の状況に合わせて割合を変化させながら、
最終的に男5万人に一人の割合で月神が生まれるようになる。
次世代の月神は生まれてから青年期に達するまではあらゆる面で優秀ではあるものの普通の人間として成長するが第二次性徴を過ぎたころから月神として変異を始め、憑神の期間を経て月神となる。
月神はあらゆる面で人類を超えた能力を持つものの、その人生の大半は繁殖と天候制御という理由付けされた情欲の為に費やされた。繁殖以外で本来の能力を発揮することは殆ど無いが、宝子と呼ばれる月神の子等が人類の進化と文明を推し進める。
魂を得たものの月神は発端が人工生命体であったため、その行動にはロボット三原則が適用され続けた。
人類に奉仕することが目的であり、為政者となって人類を主導するようなことは出来ない。

【ロボット三原則】
第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない。
      また、その危険を看過することによって、
人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。
ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、
自己をまもらなければならない。
  ~2058年の「ロボット工学ハンドブック」
       第56版 『われはロボット』より~

『我はロボット(人工生命体)。名はアツシ…』
アツシとイクの輪廻転生が始まった。