僕の脱ステロイド生活②

2.リバウンドの始まり(2020年5月末~6月中旬)

~まとめ~

  • 今まで使っていたステロイドを体から抜く期間。
  • 顔の皮がまずむけ始める。

 ステロイドを辞めると、少しずつ症状が悪化していきます。最初の1,2週間で皮膚が向けはじめ、『ついに始まったな』といった感じ。ここまでの症状は、ステロイド治療中の人でも、薬を塗り忘れたりして体験したことがあるかと思います。

 まず顔の皮がカサカサになり、粉を吹き始めます。それから体、とくに肘・膝裏・首・背中の炎症が起こり始めました。

 しかし残念ながら、そこからが本番なのです。まだ地獄の入り口だったことに、後から気づくことになるでしょう。この期間は、今まで使ってきたステロイド薬を体から抜く期間です。ステロイドを使っていた期間が長いほど、この後の地獄はさらにきつくなるかもしれません。

3.本当の地獄(6月中旬~7月末)

~まとめ~

  • 落屑がでまくる。
  • かゆみというより、痛みに苦しむ。
  • 何をしても眠れない。

 ステロイドが体から抜けると、皮膚が自分でステロイドを作ってくれるようになるまで、地獄のような生活が始まります。

体液ダラダラ→カサカサ→落屑ポロポロ→体液ダラダラ→・・・

 これを2,3日周期でずっと繰り返すことになります。ひたすら苦しいです。体液で肌着が糊付けしたようにカピカピになったり、毎日ヤクルト1本分くらい落屑が出ました。このころはかゆいと感じるよりも、痛いと感じることが多かったです。

 脱ステロイドで検索すると、ぐじゅぐじゅな肌の写真がたくさん出てくるかと思います。『重症なケースの写真だろ』と当時は思っていましたが、実際それくらいひどくぐじゅぐじゅな肌なります。

 服を着て寝ることができなくなります。寝返りを打つ際に、少し布擦れをするだけで、やすりで削られたような傷ができます。その傷からだくだくと体液が出て・・・。もちろん臭いも気になります。

このころは30分以上連続で眠ることができなくなり、日中も全く仕事が手につかなくなります。

僕がこの時期を乗り越えるためにしたことは近日公開予定。

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